学芸員 仕事 執筆

執筆と編集-学芸員の仕事-

学芸員にとって「執筆」は大切な仕事のひとつです。書く内容は非常に広範囲となります。時には自分の研究の成果を発表する論文、時には展覧会の宣伝をおこなうパンフレットなどのコピーライト、時には展覧会場に展示する作品の解説やキャプションなど分かりやすい言葉で、作品の意義について来館者に語りかけるような文章を書かなかればなりません。

 

数ある執筆内容の中で、特にやりがいがある大きな仕事は、図録の制作になります。図録とは一冊の本を作るということです。どのような文章を掲載するかはもちろんですが、レイアウトや編集にも学芸員が関わります。執筆者であり編集者だといえるでしょう。

 

やりがいはありますが、大変な仕事でもあります。このような執筆活動を展覧会の展示の準備などと並行しておこなっていかなければなりません。締め切りももちろんありますから、最後仕上がった時には朝方になっていた、ということも珍しくはないでしょう。

 

書く内容にもこだわりたいですが、日々の業務の中でゆっくりイチから調べて・・・という時間を確保するのもなかなか難しいでしょうから、図録の作成に関しては日頃の地道な研究がものを言います。日々作品に関心を持って、学ぶ姿勢が重要なのです。

 

こうした苦労を重ねて、やっとの思いで完成した図録が納品されます。時に納品された図録の中に記載ミスや数値の間違いなどのミスを見つけてがくりするケースもありますが・・・。そういった例外を除いて、図録が完成・納品された時の喜びといったら学芸員にとって何者にも代えがたいものだと言えるでしょう。

 

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