学芸員 仕事 展覧会

展示会の企画・実施-学芸員の仕事-

美術館・博物館の重要な仕事の一つに、展覧会の開催・展示があげられます。

 

展覧会は一般の人々が美術や歴史と直接触れ合う大事なイベントなので、それを企画・実行するのは学芸員の仕事の中でも、もっともやりがいがあるものになるでしょう。

 

一言で「展覧会」といっても、その種類はさまざまであり一概には言えません。大きく分けると、「企画展」と「常設展」に大別することができます。この2つの違いは、展示会場の違いにあります。

 

まず「企画展」は特別な企画展示室で開催され、「常設展」は常設展示場で開催される展覧会になります。規模の大きさは、企画展のほうが大きい展覧会になります。また、両者の違いは「展示されているもの」の所在に関わってきます。

 

というのも、企画展では特別に他の施設や所蔵家などから借りてきて、展示する場合が多いです。そのため観覧料も特別に設定されます。

 

一方、常設展では、その展覧会を開催する館が所蔵する作品・資料が展示されるため、観覧料も定額となります。

 

企画展にも種類がある

企画展もさらに、2つに分けることができます。1つは、開催する館自身が企画を立案する「自主企画」、もう一つが他の施設で企画・実施されている展覧会を借りる(巡回展)になります。

 

自主企画の場合、0から生み出す企画であり企画立案・調査・準備から展示までを全てみずからがおこなうものですから、仕事の量は膨大になります。やりがいや達成感といった意味では得られるものも大きいと言えるでしょう。

 

展覧会を他から借りてきておこなう巡回展の場合も、一概にラクとは言えません。具体的には、展示に対する開催館同士の希望の調整や、自分の館に合わせた展示のアレンジなどが求められます。

 

どちらの場合も、展覧会が成功するかどうかは学芸員の技量にかかっていると言えるでしょう。

 

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