学芸員 仕事 教育

教育と普及-学芸員の仕事-

昔の美術館・博物館というお、貴重なものが大切に保管・展示されている閉ざされた空間というイメージがありましたが、現在では逆にオープンに開かれた場所を目指す施設が増えてきた。

 

そうした流れの中で、施設の「教育」と「普及」の活動が活発化しています。美術館・博物館のこのような活動の中心にいる学芸員は、講座を企画・立案したり、それを教える人を選出したり、時に自分が講師になったりと・・・教育・普及活動も積極的におこなっていきます。

 

横浜美術館の教育・普及活動

 

横浜美術館の学芸員は展示や収集といった基本的な業務に加えて、利用者体験型の活動を積極的におこなっています。市民の創作活動向けに「市民のアトリエ」が設置されており、絵画・版画・工芸・写真などの創作に関わる様々な講座が開かれてます。

 

こうした美術館サイドからの積極的な働きかけによって、美術品や文化財を鑑賞するだけでなく、実際に自分で制作したり調べたりすることによって、より理解を深めることに役立っています。

 

各施設の取り組みや組織の方針によって活動量の差はありますが、横浜美術館ではこうした教育活動を担当する学芸員が専門で所属しています。

 

現在の教育制度の中で、美術教育が占める割合は決して多いとは言えません。したがって美術館のこうした取り組みは、そうした学校教育で欠けている部分を補い、市民が美術という素晴らしい芸術活動を通して、より充実した生活様式を築いていくために重要な意義を担っているといえるでしょう。

 

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