学芸員 仕事 保存

保存-学芸員の仕事-

収集した貴重さ作品や資料を大切に保存することも、学芸員の大切な仕事の一つです。単純に「保存」といっても作品・資料は「もの」によって、その性質に応じた適切な保管処理が必要である。

 

具体的に言うと、漆作品には適度な湿度が必要ですし、逆に写真作品に湿度は禁物です。カビ発生の原因にもなってしまいます。また貴重な作品や資料は古いものであるケースが多く、取り扱う際は細心の注意を払わなければなりません。

 

最初の内は貴重なものであればある程、持ち運びする際など極度に緊張をしてしまうかもしれませんが、ある程度場数を踏めば取扱い方は身についてくるとと思います。慣れも危険ではありますが、最終的には作品や資料に対する思いやり、愛情を持って接することが求められます。

 

さらに充分に配慮をしていても、長期間保管をしているうちに、作品や資料が劣化してくる場合もあります。そのような状況では、状態の改善、あるいはそれ以上の悪化を防ぐための手段を施さなければなりません。

 

修理・修復の専門スタッフのニーズ

 

欧米ではこうした古い作品の修理・修復専門のスタッフがいますが、日本ではまだそこまで進んでおらず学芸員がおこなっています。

 

今後は日本でも、貴重な作品・資料を未来へ残していくために、その「もの」の性質に応じた修理・修復を施すことができる専門スタッフが求められていくと考えられます。

 

学芸員の仕事は、作品・資料である「もの」にいかに愛情を持って深く関わっていくかが問われる、大切な仕事だと言えるでしょう。

 

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