博物館

博物館とは?

「もの」を資料として扱う場所

 

「博物館」の定義とは何だろう。辞書を開くと【古今東西の自然物・生産物・歴史資料・美術作品などを収集し、系統的に並べて多くの人々に見せる場所】と定義されています。

 

「美術館」で辞書を開いてみると、【絵画・彫刻・建築・工芸など空間と視覚の美を表現する古今東西の作品を、系統的に並べて多くの人々に見せる場所】となっています。

 

ちなみに「博物館」も「美術館」も英語では、「ミュージアム」という一単語で表現されますが、日本語では「博物館」は「美術館」を含む広義の意味で理解されています。もし区別するのであれば、扱う資料の性質で分けることができるでしょう。

 

例えば美術館には、絵画や彫刻などの作品が展示されていて、動物や植物は収集品としては入らないですし、博物館は「博物」という言葉が意味している通り、様々な種類のものを扱う文化施設だと言えます。

 

博物館の定義

 

「博物館法」の第二条で、博物館を次のように定義しています。

 

@歴史・芸術・民俗・産業・自然科学などに関係する資料を集めて保管する施設。
A教育的な配慮のもとに、保管したものを展示し、一般の人々に鑑賞して貰う施設。
B一般の人々の芸術的な領域を高め、心を豊かにするための文化的サービスを行いながら研究を進める施設。

 

この定義を見ると、私達が認識している博物館の一般的な姿が浮かんでくると言えます。

 

そしてさらに細かく見ていくと、博物館は、歴史博物館・水族館・動物園・植物園・動植物園などに分けることができます。水族館や動物園が博物館なの?と意外に思われるかもしれませんが、「生きたもの(生き物)」を資料として扱う施設だと考えれば納得も出来るでしょう。

 

世の中にはじつに多様なものを扱う博物館が存在し、凧の博物館や楽器の博物館もあれば、自動車専門の博物館、回虫の博物館もあり、多種多様な施設が博物館と呼ばれているのです。

 

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