学芸員

学芸員とは?

博物館・美術館は、事務に携わる人、施設管理に携わる人、そして「学芸業務」に携わる人などさまざまな人達が連携して成り立っています。大きな施設になると、100名近い人が働いている所もあります。

 

その中でも、学芸業務をメインにおこなっている職員が「学芸員」です。ほとんどの場合、事務系の仕事場とは区別された学芸室や研究室と呼ばれる場所をメインに活動をおこない、作品や資料が保管されている収蔵庫やさまざまな打ち合わせをおこなう会議室・応接室を行き来しながら仕事をしています。

 

ですから展示の解説や講演会などの公開の場を除くと、一般の来館者と直接顔を合わす機会も少ないので、どんな仕事をしているのだろう、と疑問に思われている方も多いでしょう。

 

学芸員=キューレター(Curator)

学芸員のことを英語でキューレター(Curator)といいます。これは「Care=世話をする」からきています。つまり、学芸員は博物館や美術館で扱うさまざまな美術品・資料・出土品などの「お世話をする人」だといえます。

 

ここでいう「世話」とは、誰でも簡単にできるようなことではありません。美術品や資料などの専門的な知識にもとづいた「専門的な世話」になります。患者の世話をする医者や看護師をイメージしてもらえば分かりやすいでしょう。

 

具体的には展覧会の企画・実施、それに必要な研究・調査活動、作品や資料の収集・保存、自分の研究の成果を発表する論文を書いたり、来館者や参加者の前で講義や説明をおこなうこともあります。学芸員は、企画者・研究者・目利き・保存担当者・執筆者・教育者など・・・さまざまな顔を持っているのです。

 

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